【大人の仲間入り】 立春式が行われました!
こんにちは!
大人の島体験生として、海士町教育委員会でインターンをしています
山田 将史(やまだ まさし)です。
今回は、2/3(土)に行われた「第53回 立春式」の様子をお届けします!
立春式とは?
昔、「元服」といって男子は14~16歳になると、成人のしるしとして大人の服装や髪型に整えていました。
これは、一人前の男として重要な責任と義務を負い、社会の仲間入りを果たすことを意味しています。
江戸時代以降からは、女子も同様に行われるようになりました。
これにちなんで海士町では、昭和47年より立春の日を「少年の日」と定めました。
町民憲章にもある『青少年の夢と希望を育て、栄えるまちにしよう』と、『自覚・立志・健康』をテーマに、少年少女の前途を祝福し、希望を抱いてもらうために「立春式」を行っています。
今年、立春式を迎えたのは海士中学校2年生の20人。
町長式辞
生徒たちに向けて大江和彦町長より
「知識や技術はもちろん、この島で育った者としてのみずみずしい感性をさらに磨き、地域を愛する心と世界的な広い視野をあわせ持ち、ふるさとに貢献できるグローカルな海士人になって欲しいと思います。
「自覚」「立志」「健康」を胸にたくましく成長した皆さんが、いつの日か、「チーム海士」の一員としてまちづくりに貢献し、行事も含めて継承・団結してくれることを強く期待しています。」
との言葉が送られました。
誓いの言葉
代表生徒による「誓いの言葉」が読まれ、
「これからも、たくさんの方々に支えられていることを忘れず、一つ一つの行動に責任を持ち、ふるさとに貢献する気持ちを忘れず、力強く生きていくことを誓います。」
と、気持ちの込もった言葉が述べられました。
少年の主張
続いて、代表生徒6人による「少年の主張」が発表されました。
「もっと勉強に意欲的になりたい!」
「自分で自分のことができるようになりたい!」
「部活の練習に一生懸命取り組んで、一試合でも多く勝てるように頑張りたい!」
など、自分自身の言葉で、それぞれが夢や目標を語ってくれました。
6人の発表を聞いて、来賓や保護者の皆さんなど、会場に集まった方々から大きな拍手が送られました。
激励の言葉
続いて"大人の先輩"から、生徒たちに向けて激励の言葉が送られました。
今回、講師を務めてくださったのは、飯古建設有限会社定置網事業部に所属している浜口夏生さん。
幼い頃からピアノに打ち込み、音楽大学へ進むも2年前海士町に移住。現在は、海士町の崎地区で定置網漁師をしています。
現在のお仕事である定置網についての紹介の後、ご自身のこれまでの人生を振り返りながら、"好きなことで努力することの大切さ"についてお話をしていただきました。
先輩からの熱いエールを受けて、生徒たちも何か感じるものがあった様子でした。
陶板作り
最後は、海士町の宇受賀地区在住の陶芸家 勇木史記さんにご指導いただき、記念の陶板を作成しました。
生徒たちの想いのこもった陶板は、窯で焼かれて完成した後、隠岐牛店に飾られる予定です。
ぜひ実物を見に行ってみてください!
執筆者より
この度、晴れて立春式を迎えられた生徒の皆さん、そして保護者の皆さん、本当におめでとうございます。
今日の決意を胸に、それぞれの夢や目標に向かって真っ直ぐに進んでいくことを願っています。
海士町教育委員会note
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それでは、次回のnoteもお楽しみに!