子どもたちに運動に親しむきっかけづくりを🏋️♀️(からだをつかってあそば〜や)withスポーツ推進委員
こんにちは☺️
9月になりましたね🌕そろそろ月見バーガーが食べたいなと思っている、海士町教育委員会インターン生の大野木彩乃(おおのぎあやの)です🍳
今回6月24日に、3,4年生対象にした『からだをつかってあそば〜や』がスポーツ推進委員さん中心におこなわれました。
スポーツ推進委員ってなに?
海士町のスポーツ推進委員はなにしてるの?
海士町は子どもの時から遊びを通して体をうごかす楽しさを知ってもらう為に、あまりメジャーではない新しいスポーツや、軽スポーツをすることで、子どもだけではなく高齢者の方にも参加しやすいよう工夫しています。
今年度は、「からだをつかってあそば〜や」だけではなく、10月に健康福祉課主催の「健康フェア」でおこなわれる、「歩こう大会」にも協力して頂く予定です。
「からだをつかってあそば〜や」ってなにするの?
子どもが「面白そう!」「自分にもできる!」と思えるように、自分から跳ねたり回転したり投げたりと多様な動きで元気よく遊び、今までにやったことのない動きを経験し、遊びの選択肢を広げ、運動に親しむ習慣のきっかけづくりをしています。
今回は「ボール遊び」を中心におこないました。
当日の様子
まずは準備体操💪
コーン取り鬼ごっこ🏃♀️
コーン取り鬼ごっことは、4つのコーンを鬼役から守るゲームです。
鬼役(ゼッケンつける)が1人とコーンを守る人が3人おり、制限時間内に鬼がコーンをタッチすれば鬼の勝ち、鬼からコーンを守れば守る人の勝ちです⚔️
鬼役は守る人よりも早くそのコーンに触れるために、フェイントをかけるなどが肝になり、読み合いが楽しいゲームです!
9マス鬼ごっこ👹
9マス鬼ごっことは、1人ゼッケンをつけた鬼が9マスの真ん中に立っています。鬼もそれ以外の人も「ピッピッピ」という合図の後で、いっせいに縦横斜め1マスのみジャンプで移動できます。
鬼は他の人と同じマスに入ったら捕まえたことになりますので、10ターン以内に全員を捕まえられたら勝ちになります。それ以外の人たちはそのターン以内で鬼と同じマスに入らなければ勝ちです。簡単ですが、これもまた読み合いが大事で奥が深くて楽しいゲームです。子どもたちはどう動くのでしょうか?
最初は、機械の「ピッピッピ」というリズムの後で移動ということでしたが、それだとみんな始まりがわからずバラバラに飛んでしまい、苦戦していました。
そこで委員さんが「じゃんけんぽんの”ぽん”で飛ぶといいよ!」と言ったところ、みんな揃って飛ぶことができました!確かにわかりやすい!
ボールキャッチゲーム🏐
ボールキャッチゲームでは、ただキャッチボールするだけではなく「寝そべりながら、座りながら、立ちながら」と体勢を変えながらボールを投げ、それぞれに「両手で投げて、片手で投げて、目をつむりながら」というのを加えておこないました。子どもたちが言うには、「ただでさえ寝そべりながら真上に投げるのも難しいけど、目をつむってやるのはさらに難しい」とのことでした。
ドッジボール🙌
さて、体も温まったところで最後にドッチボールです!
何回戦もおこなったので、子どもたちは汗びしょびしょになりながらも、全力で駆け巡ってゲームを楽しんでいました🏃♂️💨🏐
最後はお礼を言って、終わりです。
今日1日、皆楽しく運動をしていました☺️
さいごに👟
スポーツ推進委員さんにインタビュー🎤
今回の「からだをつかってあそば〜や」では、スポーツ推進委員の5人の皆さん
(万代さん、井田さん、竹中さん、笹鹿さん、木村さん)にご協力いただきました!
あそば〜やは数年前から実施しています。今回は現在会長をされている万代さんにお話を伺ってみました。
大野木「どうしてこのからだをつかってあそば〜やという活動をされているんですか?」
万代さん「最近は外で遊ぶ子も少なくなってきたんだけど、そんな運動が苦手な子でも楽しいと思ってもらいたいからです。今回は3,4年生対象だったけど
、あそばあやは3〜6歳の子どもたちや、大人など、年齢は関係なくスポーツを楽しんでもらうのが目標なんです。」
大野木「運動が苦手な子を好きにさせるというのは、とても大変だと思います。私も子どもの頃は体育の運動が嫌いでした。今でも正直言って苦手です。
しかし、幅広い年齢の方を対象としていたのは驚きました。委員の方たちはそれぞれ違う職業だと思いますが、そんな中集まって目標があるのはすごいなと思いました。やはり、時間を合わせるのは大変なのでしょうか?」
万代さん「スポーツ推進委員会の委員も集まるのは難しいし、子どもたちが授業や行事で予定がある中、スケジュールを立てるのが難しい。だからこそ学校の体育などでそういう機会があったら一番いいなと思います。連携していきたいです。」
大野木「学校の体育という授業は、苦手な子もいますよね。ですが、そんな体育が楽しく運動できる場になったら、運動離れも減るのではないかと私も思います。万代さん、本日はありがとうございました!最後に一言お願いします!」
万代さん「大人も子どももキャーキャー楽しくやるのが一番なんです。なので、体を使って楽しく遊んでください。」
執筆者から📝
”昔は外で遊ぶ子が多かったのに今では少なくなってきている”というのは、
”楽しく運動できる環境”が関わっていると思います。
下の図を見てください。
現代の子どもたちは、「遊び場の減少」「習い事で時間がない」「室内で遊ぶ機会が多い」などの理由から、外でからだをつかって遊ぶ機会が昔より少ないと感じる親御さんが多いようです。
それだけでなく、点数などで人と比べられがちな体育の授業で、私と同じく運動の苦手意識を持ってしまう子もいるかと思います。そういった中で、海士町はスポーツ推進委員さんだけでなく、地域の方や公民館職員が、
「楽しみながら基礎的な部分を上げる方法を」
「休み時間にやりたいと思える遊びのアイディアを」
「世代間に関係のない遊びを」
…といった意見を出し合い、今後の子どもたちを考えているのは素敵だなと思いました。
運動が苦手な子を好きにさせるというのは、とても大変だと思います。私も小さかった時は体育の運動が嫌いでした。ですが今回聞いたように、子どもの頃から外で遊ぶレパートリーを増やしていくことで、運動を楽しいと思えるきっかけを作ることで、最終的に運動能力が向上できる事を目標にしているのが、素晴らしい取り組みだなと思いました。
「からだをつかってあそば〜や」に参加してくださった皆様、
スポーツ推進委員の万代さん、井田さん、竹中さん、笹鹿さん、木村さん、ありがとうございました!
読者の貴方も、ぜひ時折からだをつかってあそんでみてくださいね😉
次回のnoteもお楽しみに!🏐